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環境ニュース[国内]

平成12年度の騒音苦情、11年度に比べ13.0%増 東京都の航空騒音苦情増加が顕著 

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2002.03.28 【情報源】環境省/2002.03.22 発表

 環境省は、全国の都道府県の報告に基づき、平成12年度の騒音苦情状況と騒音規制法の施行状況をとりまとめた。
 平成12年度の騒音苦情件数は、11年度に比べ約13.0%増加した14,066件となった。
 発生源別内訳では、工場・事業場騒音が最も多く5,130件(約36.5%)、建設作業騒音の3,423件(約24.3%)、営業騒音の1,845件(約13.1%)がこれに続いた。
 都道府県別では、東京都、大阪府、愛知県、神奈川県のワースト4都府県で全国の騒音苦情件数の約49.7%を占めた。なおこのうち東京都では、航空機騒音の苦情件数が顕著に増加。東京都全体としても11年度比で506件も件数が増加していた。
 また、騒音規制法に基づく規制地域を有する市区町村は、平成12年度末現在で、全国の市区町村の約65.4%に当たる2,124市区町村にのぼった。
 法に基づき届出された規制対象の工場・事業場の総数は、全国で207,748か所あり、この特定工場等に対して立入検査が930件、改善勧告が2件行政指導が1,032件行われた。
 また、法に基づき届出された建設作業の総数は60,999件で、これらの建設作業に対して、立入検査が999件行われたが、改善勧告・改善命令は行われなかった。行政指導は1,142件行われた。【環境省】

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