「第５４回国際捕鯨委員会」切手、４月２５日に発売

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.03.25 【情報源】郵政事業庁／2002.03.22 発表

　「第５４回国際捕鯨委員会（ＩＷＣ）」の切手が、山口県のふるさと切手として平成１４年４月２５日に発売される。
　この切手は平成１４年５月２０日から２４日にかけて、日本の近代捕鯨発祥の地である山口県下関で開催されるＩＷＣの「第５４回年次会議（ＩＷＣ下関会合）」に向けて発行されるもの。
　ＩＷＣは「鯨類資源の保存と有効利用、捕鯨産業の秩序ある発展を図ること」を目的として１９４８年に設立された組織で、今回の会議には加盟国４３か国の出席が予定されている。
　なお、切手のデザインはイラストレーターの藤本秀志さんによるもので、会議の会場となる「海峡メッセ下関」のタワーを中心に、関門海峡沿いに形成されている下関市の街並みと大空を泳ぐようにシロナガスクジラのイメージを描いた図柄になっている。
　この切手が販売されるのは鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県内の各郵便局と全国の中央郵便局、東京都、長野県、新潟県内の全普通郵便局。【郵政事業庁】