福井県　09年度のゴミ排出量公表　26万8000tで3年連続減少

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2010.11.22 【情報源】地方自治体／2010.10.15 発表

　福井県は、2009年度のゴミの排出や処理の状況をまとめた。総排出量（市民団体による集団回収を除く）は26万8000tで前年度を7000t下回った。県民1人1日あたりに換算すると906gで、前年度比19g減だった。3年連続の減少で、ゴミ低減化の啓発が効果をあげたとしている。
　リサイクルに回した総資源化量（集団回収を含む）は5万4000tで、市町などの処理量と集団回収の合計に占める割合を示すリサイクル率は18.8％。前年度比で1800t減り、リサイクル率は0.2ポイント下がった。雑誌などの売れ行き不振が原因らしい。
　市町別のリサイクル率トップは池田町の51.3％で、2位の若狭町の32.9％を大きく上回った。池田町は家庭の生ゴミを堆肥化する施設を整備しており、ゴミ処理への取り組みが奏功した形。
　埋め立てで処理された焼却灰や不燃ゴミなどの最終処分量は2万9000tで前年度より1800t減り、1人1日あたりでは98gとなり5g減った。　安全環境部循環社会推進課　TEL：0776-20-0382　【福井県】