一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成13年度国土交通白書を閣議に提出
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2002.02.15 【情報源】国土交通省/2002.02.15 発表
国土交通省は「改革への挑戦:21世紀型国土交通行政をめざして」をテーマとした平成13年度国土交通白書を平成14年2月15日の閣議に提出した。今回の白書は、第1部「21世紀初頭における国土交通行政の課題と方向性」第2部「国土交通分野をめぐる政策課題への取組み」の2部構成。第1部は国土交通行政の課題や方向性を示した部分、第2部は国土交通行政の具体的な施策を部局ごとではなく課題別にまとめた部分となっている。
環境問題については、第1部第2章第2節の「20世紀の負の遺産」の項目や第2章第3節の「近年新たに顕在化した課題」の中で国土交通省行政の重要課題として紹介されており、また、これに対する取り組みについては、第2部第1章第2節「都市再生の推進−良好な生活環境の形成」や第4章「環境にやさしい社会の実現への取組み」の中で紹介されている。
なお第4章に扱われている項目だけでも、(1)運輸や住宅建設部門での地球温暖化対策、(2)道路・空港・鉄道での大気汚染対策、(3)河川・海岸・港湾での自然環境保全対策、(4)建設リサイクルの推進など循環型社会の形成、(5)水循環系健全化、(6)海洋汚染防止、(7)地球環境観測−−など多岐にわたっており、国土交通行政の中で環境問題に関連する多くの施策が展開されていることが効率的に把握できる編集内容になっている。【国土交通省】