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環境ニュース[国内]

新居浜西火力発電所3号機建設で「アセス方法書」に対し10項目を勧告

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2002.02.14 【情報源】原子力安全・保安院/2002.02.13 発表

 原子力安全・保安院は平成14年2月13日、新居浜西火力発電所3号機建設に際して作成された「環境影響評価方法書」について、事業主である住友共同電力(株)に対し、環境保全の観点から勧告を行った。
 環境影響評価法では、環境影響評価の前段階として、「スコーピング(絞り込み)」というプロセスを設けている。スコーピングは、地方自治体や住民の意見を聴き、事業特性・地域特性を考慮しながら、適切な環境影響評価の項目や評価手法を選定する作業で、その作業の過程で環境影響評価項目や評価方法についてまとめた文書が「環境影響評価方法書」である。
 新居浜西火力発電所3号発電設備建設事業についての「環境影響評価方法書」は、平成13年8月30日付けで住友共同電力から申請が行われており、平成13年10月16日付けで住民意見が、平成14年1月11日付けで知事意見がすでに提出されている。
 なお、今回の原子力安全・保安院勧告では、方法書に調査項目として選定されていなかった周辺民家への低周波空気振動の影響や、陸海域に生息する動植物など10項目について、予測・評価を行うことを求めている。【原子力安全・保安院】

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