アマミノクロウサギ事故死急増　環境省非常事態宣言！

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.11.16 【情報源】環境省／2009.11.16 発表

　環境省那覇自然環境事務所は、アマミノクロウサギの事故死体の確認が急増していることから、「アマミノクロウサギの事故死に関する非常事態」を宣言した。
　同事務所によると、奄美野生生物保護センターが開所した2000年以降に、同センターで収集したアマミノクロウサギ死体の年別確認数は、年々増加傾向にあり、特に2007年以降は急増、2008年は74件、2009年は11月12日までに65件の事故死体を確認していた。
　同事務所では、緊急対応として、平成21年11月17日から23日までの1週間、「アマミノクロウサギ事故防止キャンペーン」を展開、最新の事故発生状況や注意事項を掲載したチラシを1万枚作成し、国道58 号線の「道の駅奄美大島住用（マングローブパーク）」において、11月21日から23日の連休期間中に、「あまくろ」着ぐるみを用いて、道の駅利用者に配布するほか、奄美大島内の空港、港、主要ホテル、主要施設、レンタカー事業者、自然ガイド事業者等にチラシの配布を依頼する予定。【環境省】