一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2009年5月の「エルニーニョ監視速報」発表
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2009.06.11 【情報源】気象庁/2009.06.10 発表
気象庁は、2009年5月の太平洋赤道域の大気・海洋の状況とエルニーニョ/ラニーニャ現象に関する今後の見通しについて発表した。発表によると、太平洋赤道域の海面水温は、西部と東部で正偏差が見られ、海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温は、太平洋赤道域のほぼ全域で正偏差だったことから、エルニーニョ監視海域(※)の海面水温は、今後次第に基準値より高くなると予測。
同庁では、夏のうちにエルニーニョ現象が発生する可能性が高いと見込んでいる。
※北緯5度〜南緯5度、西経150度〜西経90度の南米エクアドル沖の海域【気象庁】