一般財団法人環境イノベーション情報機構
POPs条約第4回締約国会議 開催される
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2009.05.12 【情報源】経済産業省/2009.05.12 発表
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)の第4回締約国会議が、2009年5月4日から5月8日にかけて、スイスのジュネーブで開催された。POPs条約は、環境中での残留性が高いPCB、DDT等の12種類の化学物質を対象とした条約。対象物質の製造・使用禁止、排出削減措置についての国内実施計画の策定、対象物質を含むストックパイル・廃棄物の適正管理などが盛り込まれており、04年5月17日に発効している。
今回の締約国会議では、POPs物質のモニタリング報告書を基に条約の有効性に関する評価がはじめて行われるとともに、残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC)から締約国会議に附属書への追加を勧告されていた9物質について、製造・使用等を原則廃絶または制限することが決定された。【経済産業省】
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プレスリリース
EIC ネット・コンテンツ
- 条約の有効性評価に向け、地域グループ・調整グループ設置を合意 POPs条約第3回締約国会議(国内ニュース)
- 「国内実施計画」のガイダンス文書採択 POPs条約第2回締約国会議(国内ニュース)
- 対象物質追加を検討する委員会設置 POPs条約第1回締約国会議(国内ニュース)
- 調査地点の8割以上で対象物質検出 05年度POPsモニタリング調査(国内ニュース)