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環境ニュース[海外]

イギリス 地方別持続可能な開発指標2009を公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2009.04.13 【情報源】イギリス/2009.03.31 発表

 持続可能な開発に向けたイングランド9地方の状況を示す「地方別持続可能な開発指標2009」が3月31日に公表された。
 これは、イギリスの持続可能な開発戦略のための68指標のうち、データがとれた46指標に関するもので、国の優先分野である「持続可能な消費と生産」、「自然資源の保護」、「持続可能なコミュニティ」をカバーしている。
 主なポイントは以下のとおり。
●各地方とも、過去10年間で複数の項目に改善がみられる。
●一部の例外を除き、各地方の進捗状況は国の傾向とほぼ同じ。
●全項目で「最高」あるいは「最低」順位となった地方はない。
●各地方に、他地方との比較において優劣の両項目がある。

具体例の一部は以下のとおり。
●ノース・ウェストで、
 ○/森林・農地系の野鳥数の増加率が最大。
 ×/一人当たりの家庭ごみ排出量が最も多い。
●ロンドンで、
 ○/一人当たりの家庭ごみ排出量が最も少ない(但し、リサイクル率も最低)。
 ×/貧困家庭に暮らす子どもの割合が最も高い。
●イースト・ミッドランズで、
 ○/家庭ごみのリサイクルコンポスト化率が最も高い。
 ○/1990年以降、水質改善が最も進んだ地域。
●ウェスト・ミッドランズで、
 ○/廃棄物リサイクル率が最も高い。
 ×/自動車での学校への送迎率が最も高い。
●サウス・イーストで
 ○/雇用率・ボランティア参加率が最も高い。
 ×/廃棄物の総量が最大。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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