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国連 グリーン・ニューディールは5分野への投資が鍵

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2009.03.31 【情報源】国連/2009.03.19 発表

 UNEPは、世界のGDPの1%に相当する7500億ドルを5つの重点分野に投資することが、地球規模のグリーン・ニューディール政策を成功させる鍵になる とする報告書「グローバル・グリーンニューディール 政策の概要」を公表した。
 これは、4月にロンドンで開催されるG20サミットに先駆けて策定されたもの。(1)新規・既存建築物のエネルギー効率化、(2)再生可能エネルギー(風力、ソーラー、地熱、バイオマス等)、(3)持続可能な交通(ハイブリッド自動車、高速鉄道、迅速なバス乗り換えシステム等)、(4)地球の生態系インフラ(淡水資源、森林、土壌、サンゴ礁等)、(5)有機農業等の持続可能な農業 という5つの分野への投資が、経済・環境・社会面で複合的なメリットを生み出すとしている。
 現在の経済危機に対し、全世界で3兆ドル規模の財政的な刺激策が準備されているが、グリーン・ニューディールに必要な投資額(7500億ドル)はその4分の1程度で、十分、可能性のある金額だという。
 また、報告書では、貧しい国々が国連のミレニアム開発目標を達成し、経済をグリーン化する様々な手法を提示。クリーンエネルギーのためのマイクロクレジットの拡大、12月の気候変動枠組条約締約国会議での合意(排出量取引市場をアフリカやアジア、南米、小島嶼発展途上国にまで拡大)、化石燃料や漁業などに関する補助金制度の見直し、海外開発援助のグリーン化などが挙げられている。
 なお、この報告書は、2月のUNEP管理理事会/グローバル閣僚級環境フォーラムで公表された報告書「グローバル・グリーンニューディール」を更新したものである。【UNEP】

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