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環境ニュース[国内]

水産庁 植物・動物プランクトン及び浮魚類分布調査を実施へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.02.24 【情報源】水産庁/2009.02.23 発表

 水産庁は、平成21年2月24日から3月13日まで、本州東方沖において植物・動物プランクトン及び浮遊魚類分布調査を実施すると発表した。
 我が国周辺沖合域では、数十年周期の多獲性浮魚類の大規模変動が知られている。
 現時点では、この変動が発生する機構は解明されていないが、近年の研究により海水温や海水の直混合といった海洋物理環境が変化がこの変動を起こす原因であると明らかになりつつある。
 しかしながら、海洋物理環境の変化に対して浮魚類の餌料生物である植物・動物プランクトンや浮魚類の稚仔魚がどのような応答をするかに関しては不明な点が多く残っている。
 本調査航海は、浮魚類稚仔魚の分布域であり、それらの生き残りを決定する上で重要な場であると考えられる本州東方沖の黒潮続流域及び混合域(黒潮と親潮が混じり合う海域)において、海洋物理環境と海洋生態系、特に浮魚類の餌料生物である植物・動物プランクトンの生産の関係を明らかにすることを目的としている。【水産庁】

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