一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成19年のダイオキシン類排出量 平成15年に比べ23%削減
【健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2008.12.12 【情報源】環境省/2008.12.09 発表
環境省は、平成9年から19年までの日本のダイオキシン類排出量の目録(排出インベントリー)をとりまとめた。ダイオキシン類の排出インベントリーは「ダイオキシン対策推進基本指針」や「ダイオキシン類対策特別措置法」に基づき定められた国のダイオキシン類削減計画に基づき、毎年整備することとなっている。
今回の発表によれば、平成19年のダイオキシン国内排出総量は286〜307g−TEQ/年で、平成15年の国内排出総量372〜400g−TEQ/年と比べると約23%削減されている。
平成17年6月に変更した削減計画において、平成22年におけるダイオキシン類削減目標量は315〜343g−TEQ/年(平成15年の推計排出量に比して総量で約15%削減)となっている。
この削減目標と比較すると、平成19年排出総量の286〜307g−TEQ/年は、前年に引き続きこの目標量を下回っており、順調に削減が進んでいる【環境省】