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環境ニュース[国内]

インド洋まぐろ類委員会年次会合 加盟国のメバチマグロ漁獲努力量の削減、合意できず 

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.12.18 【情報源】水産庁/2001.12.18 発表

2001年12月10日から14日にかけて、インド洋まぐろ類委員会(IOTC)第6回年次会合がセイシェルのビクトリアで開催された。
 今回の会議では、(1)メバチマグロ規制対策、(2)管理・取締制度、(3)海外漁業協力財団(OFCF)によるIOTCへの技術協力プロジェクト、(4)はえ縄漁獲物の食害調査、(5)議長選出−−などが議題となった。
 このうちメバチマグロ規制対策については、科学委員会がメバチマグロの最大持続生産量(資源量の持続性が保証される範囲で最大の漁獲が約束される量)を9万トンと評価し、現状の漁獲量15万4千トンは明らかに過剰で、全ての漁業種類について漁獲量・漁獲努力量を削減することを勧告した。
 日本からも昨年に続き、加盟国・非加盟国の漁獲努力量の削減と貿易制限措置を含む行動計画の導入を求める提案が行われたが、加盟国の漁獲努力量削減を要請する決議は採択されたものの、加盟国の漁獲努力量削減については合意が得られず次回会合に先送りされた。
 また、日本提案のメバチ統計証明制度の導入については採択がなされた。
 なお、第7回会合は2002年12月2日から6日にかけて同じくセイシェルで開催されることとなった。【水産庁】

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