一般財団法人環境イノベーション情報機構
「途上国の森林減少・劣化防止に関する国際ワークショップ」開催される
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2008.07.01 【情報源】林野庁/2008.06.30 発表
林野庁は、6月25日から27日の期間で東京・国連大学において開催された「途上国の森林減少・劣化防止に関する国際ワークショップ」の結果概要について公表。このワークショップは、次期枠組の主要課題の一つとして位置付けられているREDD(途上国の森林減少・劣化に由来する二酸化炭素等の排出の削減)の取り組みを推進するため、途上国における二酸化炭素排出量の推計とモニタリング方法、基準となる排出レベルの設定方法、途上国における能力向上などについて議論を行ったもの。途上国の森林減少・劣化に由来する二酸化炭素等の排出は、世界の温室効果ガス総排出量の約2割を占めるとされている。
今回のワークショップの結果は、今年12月にポーランドにおいて開催される第29回科学技術助言補助機関(SBSTA)会合での検討を経て、並行して開催される第14回締約国会議(COP14)で報告される予定。
出席者は、気候変動枠組条約締約国(58カ国)および関係国際機関、NGO等の約160名で、日本政府からは農林水産省(林野庁)及び関係省が出席した。【林野庁】