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環境ニュース[国内]

「琵琶湖宣言2001」を採択し、第9回世界湖沼会議が閉幕

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2001.12.07 【情報源】環境省/2001.11.16 発表

 2001年11月11日から16日にかけて、「湖沼をめぐる命といとなみへのパートナーシップ」をテーマに、滋賀県大津市で第9回世界湖沼会議が開催され、71か国・地域から、3,650名が参加した。
 世界湖沼会議は、湖沼に関するさまざまな環境問題について、研究者、行政、市民が一堂に会して、問題解決に向けた取り組みを考えていこうとする国際会議。これまで8回の会議が世界各地で開催されている。
 今回の会議では、「全体会議」での3人の基調講演者による問題提起、「琵琶湖セッション」での開催地琵琶湖・淀川水系の紹介の後、「文化と産業の歩み」「環境教育の新たな展開」「飲み水と汚染」「水辺の生態系とくらし」「循環する水」の5つの分科会に別れて議論を行なった。
 また、議論の成果をとりまとめ、最終日に採択された「琵琶湖宣言2001」では、湖沼環境の現状を、第1回会議の「琵琶湖宣言」、第6回会議の「霞ヶ浦宣言」での決意にもかかわらず、湖沼の多くで環境悪化が続き、湖と人との調和した共存関係が崩壊しつつあると認識。その上で今後湖沼環境を持続可能な状態に再生してゆくために、(1)パートナーシップの構築と充実、(2)情報の公開と共有、環境教育、(3)調査研究とモニタリングの推進、(4)統合的流域管理の推進、(5)国際協力の推進と連帯の確立、(6)資金調達方式の検討−−の6分野に重点を置いた行動計画を実行していくことを宣言している。【環境省】

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