一般財団法人環境イノベーション情報機構
「気候変動と熱帯林の持続可能な経営に関する国際専門家会議」開催へ
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2008.04.22 【情報源】環境省/2008.04.22 発表
2008年4月30日から5月2日にかけ、横浜市で国際熱帯木材機関(ITTO)主催により、「気候変動と熱帯林の持続可能な経営に関する国際専門家会議」が開催される。ITTOは熱帯林保有国の環境保全と熱帯木材貿易の促進を両立させることによって、熱帯林を持つ開発途上国の経済的発展に寄与することを目的とした機関で、持続可能な森林経営に関する政策立案活動と造林・森林経営、林地復旧、人材養成などの具体的なプロジェクト活動を行っている。
今回の会議には、国際熱帯木材機関(ITTO)加盟国の専門家、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局等国際機関及び一般参加者の見込み。
UNFCCC事務局及び、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による基調講演に続き、パネルディスカッションが行われる。
また、ブラジル、インドネシア等の木材生産国からの現状報告等を行った後、森林の減少・劣化に由来する温室効果ガスの排出抑制(REDD)など熱帯林に関連する気候変動の緩和や適応に関して、課題別、地域別に議論が行われる予定。
なお、参加希望者は氏名、勤務先及びメールアドレスを国際熱帯木材機関(担当:塙氏)までFAX(045−223−1111)またはE-mail(hanawa@itto.or.jp)による申込みが必要。【環境省】