一般財団法人環境イノベーション情報機構
神栖市の地下水監視調査 ジフェニルアルシン酸の調査結果公表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2007.11.28 【情報源】環境省/2007.11.27 発表
神栖市ABトラック南西地域の地下水汚染監視区域において、1か所の飲用井戸からジフェニルアルシン酸(DPAA)が検出され、本年10月30日に公表された。これを踏まえ、環境省、茨城県及び神栖市では「茨城県神栖町における地下水汚染範囲のモニタリング及び飲用井戸水の安全確保について」(別紙)に基づき、ジフェニルアルシン酸が検出された飲用井戸から概ね200〜600メートル圏内の全ての飲用井戸26件の調査が実施された。
その結果、全ての飲用井戸においてジフェニルアルシン酸は不検出であったことが分かり、平成19年11月27日公表された。
環境省では、今回、飲用井戸の調査を行った範囲においては、本年10月30日の時点で既に井戸水の飲用等の自粛のお願いを行っているが、引き続き井戸水の飲用等の自粛をお願いするとしている。また、この範囲の地域においては、新たなモニタリング孔を設置し、地下水汚染範囲の監視を行うこととしている。【環境省】