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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦議会 改定自然保護法を承認

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2001.11.27 【情報源】ドイツ/2001.11.15 発表

 ドイツ連邦議会は、11月15日、改定自然保護法を承認した。これにより、ドイツにおける自然保護の近代化を達成することができ、又、SPDと緑の党の連立政権における環境政策に関する公約のうち、中心的な課題が実現されることになる。
 政府草案には、「自然・環境にやさしい農業を促進すること」「各州は、少なくとも土地の10パーセントを、ビオトープ結合システムに提供し、生物多様性を保全すること」「自然保護と農業促進のための措置をとるときは、予め公表し、関係人や公衆に意見交換の機会を与えて市民の参加を促し、また、承認された自然保護団体に、団体訴訟の出訴資格を与えること」、そして「スポーツやレジャーと自然保護の関係の定義」などが盛り込まれている。
 連邦環境大臣トリッテン氏は、連邦議会において、この法案が、建設的かつ迅速的に審議されたことを評価している。これにより、改定自然保護法は連邦参議院において審議されることになった。なお、参議院での同意は、必要とはされていない。
 連邦環境省は、2001年中に改定自然保護法を成立させることを目標としている。【ドイツ連邦環境省】

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