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環境ニュース[国内]

第17回大西洋まぐろ類保存国際委員会通常会合、スペインで開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.11.22 【情報源】水産庁/2001.11.22 発表

 2001年11月12日から19日にかけて、スペインのムルシアで、第17回大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)通常会合が開催された。
 ICCATは、地中海を含む大西洋全体のかつお・まぐろ類の保存・管理を行う地域漁業機関。日本は、このICCATの保存管理措置の下で大西洋でまぐろ延縄漁業を行っており、年間約4万トンのまぐろ類を漁獲している。
 今回の会議では、(1)便宜置籍漁船などのIUU(違法・無規制・無報告)漁船対策、(2)メバチやメカジキ統計証明制度の導入、(3)貿易制限措置、(4)2002年以降の魚種別管理措置、(5)割当配分基準の作成などが議題になった。
 このうち メバチ統計証明制度については、2002年7月1日をめどに制度を実施することが合意され、メカジキ統計証明制度も2003年1月1日をめどに実施することが合意された。
 また、魚種別管理措置については、(一)東大西洋クロマグロについては2000年の漁獲実績(全体で約33,000トン)を各国とも上回らない、(二)南大西洋メカジキについて2001年と同じ措置を2002年も継続し総漁獲可能量を14,620トンとする、(三)メバチについて2001年と同じ措置を2002年も継続し、各国の大西洋での漁獲量を91年・92年の平均に制限する−−などの措置が決定した。【水産庁】

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