循環型社会形成推進基本計画策定のための指針案について意見を募集

【ごみ･リサイクル その他(ごみ･リサイクル)】 【掲載日】2001.11.14 【情報源】環境省／2001.11.14 発表

　中央環境審議会の循環型社会計画部会では、平成１３年４月から検討してきた、循環型社会形成推進基本計画策定のための具体的な指針案について、広く意見を募集している。
　指針案では（１）循環型社会形成に関する施策の基本的な方針、（２）循環型社会形成に関し政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策、（３）その他施策を総合的・計画的に推進するために必要な事項−−を検討した。
　このうち「施策の基本的な方針」としては、グローバルな循環、国内での地域的循環、エネルギーの循環、自然界での物質循環、社会・経済システムの循環など、さまざまな規模・形の循環を視野に入れるとしながら、（１）排出者責任、（２）拡大生産者責任、（３）対策の優先順位づけ、（４）経済的手法の導入可能性、（５）静脈産業の育成、（６）情報提供の基盤整備、（７）適正処理の推進−−など循環型社会形成のキーワードとなる考え方や政策手法について個別に方針をまとめている。
　意見募集の締切りは平成１３年１２月７日（必着）。
　なお、環境省では、寄せられた意見について循環型社会計画部会で審議を行ない、最終的に指針を決定する。また、この指針に即して、平成１４年度末までに循環型社会形成推進基本計画を策定していく予定。【環境省】