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環境ニュース[国内]

持続可能な森林経営の評価・報告方法などを検討 国連森林フォーラム貢献国際専門家会合

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2001.11.13 【情報源】林野庁/2001.11.12 発表

 2001年11月5日から8日にかけて、神奈川県横浜市の横浜シンポジアで、林野庁の主催により、国連森林フォーラム(UNFF)の貢献国際専門家会合が開催された。
 UNFFは2000年10月の国連経済社会理事会で、全ての森林で持続可能な経営を推進することを目的として設立された組織。
 今回の会合はUNFFが始動してから初めての貢献会合(各国が自主的にUNFFに貢献すべく開催する会合)であり、議題として(1)「持続可能な森林経営の基準・指標」を活用した森林経営の評価・報告についてのUNFFでの取組みのあり方、(2)IPF(森林に関する政府間パネル)/IFF(森林に関する政府間フォーラム)提案の実施状況評価とUNFFへの効率的な報告方法−−について検討された。
 このうち、持続可能な森林経営の評価・報告については、今後4年間に開催されるUNFF各会合の議題に関連する「基準・指標」ごとに、毎回各国が状況報告すべき、違法伐採などの「基準・指標」では十分明らかにできない事項についても、各国の判断に基づきモニタリング・評価・報告の中で取り扱うべき−−などの提案が出された。
 また、IPF/IFF行動提案の実施状況評価については、行動提案が200以上と膨大なため、各国の現状にあわせて優先順位をつけて実施すべき、各国がモニタリング・評価・報告を適切に実施できるようなガイドラインが必要−−などの提案があった。
 なお、これらの提案は報告書にとりまとめられ、2002年3月にコスタリカで開催されるUNFF第2回会合でさらに協議が進められる予定。【林野庁】

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