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環境ニュース[国内]

ベーリング海のさけ・ます類共同調査計画を採択 北太平洋溯河性魚類委員会第9回年次会議

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.11.06 【情報源】水産庁/2001.11.05 発表

 2001年10月28日から11月2日にかけて、カナダのビクトリアで、北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)第9回年次会議が開催され、日本、ロシア、カナダ、米国などの北太平洋溯河性魚類保存条約加盟国および北太平洋海洋科学機関(PICES)、バルチック海国際漁業委員会(IBSFC)、韓国がオブザーバーとして出席した。
 「北太平洋溯河性魚類保存条約」はさけ・ますなど、北太平洋での溯河性魚類の系群保存を目的とし、1993年に発効した条約で、北緯33度以北の太平洋の公海(条約水域)での溯河性魚類の漁獲禁止や、溯河性魚類とその生態学的関連種についての科学調査協力について規定している。NPAFCは、この条約に基づいて設立された委員会。
 今回の会議では、(1)公海流し網の共同取締り、(2)さけ・ます資源に関する科学調査協力−−などが議題となり、このうち、公海流し網の共同取締りについては、各国とも2001年漁期での条約水域での違法操業は認められなかったとの報告があり、取締努力が効果を上げていることが確認された。また、さけ・ます資源に関する科学調査協力については、ベーリング海のさけ・ます類に関する共同調査計画が基本的に採択された。【水産庁】 

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