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環境ニュース[国内]

オキアミ漁業措置は継続 第20回南極海洋生物資源保存委員会年次会議

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.11.06 【情報源】水産庁/2001.11.05 発表

 2001年10月18日から11月2日にかけて、オーストラリア・タスマニア州ホバートで第20回南極海洋生物資源保存委員会年次会議が開催され、日本、ノルウェー、ロシア、米、オーストラリアなど24か国が参加した。
 今回の会議では、(1)オキアミ漁業の措置、(2)マゼランアイナメ(メロ)漁獲証明制度の改善−−などが議題となり、このうちオキアミ漁業の措置については、2000年初頭の一斉資源調査に基づき、2000年年次会議で採択された措置の継続が了承された。
 また、メロ漁獲証明制度については、同制度の実施を通じ、条約水域に隣接する南西インド洋での漁獲申告量が多いことに対し、科学委委員会から強い嫌疑が示されたため、陸揚げ国からの要請があった場合には、該当する船舶登録国が、VMS(人工衛星利用船舶追跡システム)情報を用いた漁獲位置の確認を行うことが決まったほか、制度の技術的な改善に向け作業が進められた。
 更に今回、日本としては初めて、60〜560トンを上限とする6海区でのメロ開発漁業、1300トン以内でのエゾイバラガニ系のカニを対象とした籠操業について許可を申請し、いずれも了承された。【水産庁】

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