中国　森林資源資産評価規定が公布

【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2007.05.30 【情報源】中国／2007.01.25 発表

　中国関連部門は先日共同で「森林資源資産評価管理暫定規定」を公布した。同規定では、森林、林木、林地、森林景観資産、森林資源と関係があるその他資産は、評価員が関連法律、法規と資産評価基準に基づき、特定の目的と条件下での森林資源資産価値の分析、評価を行うとしている。
　国有森林資源資産に行うべき8種の資産評価の状況は次の通り。森林資源資産の移譲、置換。森林資源資産の出資による外国との合弁・協力。森林資源資産の出資による株式経営・共同経営。森林資源資産の賃貸経営。森林資源資産担保付貸付・保証債務返済。非国有森林資源資産の購入。森林資源資産関連の訴訟。法律、法規が評価を必要と定めたその他の状況――である。
　国家林業局の関連担当者は、同規定の制定により、森林資源資産評価の管理強化、森林資源資産評価作業の規範化、林業融資ルートの拡大、国有林・集団林権制度改革の推進に重要な意義を持つと述べた。【中国環境報】