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環境ニュース[国内]

水産庁、北西太平洋のトロール漁業の漁場で海底環境調査を実施へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】水産庁/2007.05.28 発表

 水産庁の漁業調査船開洋丸(総トン数2,630トン)は、平成19年5月30日から6月28日まで、日本のトロール(底びき網)漁業の漁場となる北西太平洋の天皇海山海域(注1)で、海底環境調査を実施する。
 この調査は、公海域でのトロール操業が海山、深海などの脆弱な生態系に悪影響を与えるとする環境保護団体らの主張を踏まえて、国連などの場で公海域でのトロール漁業規制が議論されている状況に対応し、18年度から実施されているもので、天皇海山海域の暫定的な漁業管理の枠組み検討のための基礎資料とすることを直接的な目的としている。
 具体的には、18年度に引き続き、(1)魚群探知機による海底地形の観察、(2)底生生物、遊泳生物の採集、(3)水温、塩分などの海洋観測−−などを行う。【水産庁】

(注1)北太平洋の西側にある海底山脈群。

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