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環境ニュース[海外]

中国 山西省:第11次五ヶ年計画環境保護に800億元投じる

環境行政 行政資料】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国/2006.12.22 発表

 山西省は環境保護第11次五ヶ年計画で、2010年にコークス、電力など重点産業汚染排出強度を削減し、全省主要汚染物排出総量を2005年より13〜14%削減し、生産総額1万元あたりの地区汚染排出量を2005年より40%以上削減する目標を示した。
 計画に基づき、第11次五ヶ年計画期間、同省は環境保護事業に804.1億元を投入し、第11次五ヶ年計画期間のGDP総額の2.9%を占める見込みである。第10次五ヶ年計画期間の環境保護資金より570億元強増加する。この多額の資金はどのように調達するのか?同省環境保護局の劉向東局長によると第11次五ヶ年計画環境資金は、汚染者が負担、開発者が保護、利用者が補償、破壊者が回復させるという原則を堅持し、企業投資を主体とし政府による級別負担を引導し、市場が推進し、民間が参入する方法で、統一的に計画し資金問題を解決していく。
 この考え方に基づき、政府は政策メカニズムによる誘導を通し、社会、民間、企業の資金調達を重要なルートとし、調達する資金は総額約609.1億元とし、計画総事業費の76%を占め、そのほか政府資金が195億元で、総事業費の24%を占める。そのうち省級政府資金が約100.5億元、市県政府資金約48.8億元、中央資金申請額約45.71億元である。
 劉局長は、これら資金は主に重点産業工業汚染対策とクリーナープロダクション事業、重点都市の汚水、ゴミ集中処理など環境総合整備プロジェクト、環境安全性事業、生態保護、農村環境事業など131プロジェクトに投入すると語った。【中国国家環境保護総局】

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