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環境ニュース[海外]

中国 杭州:都市節水管理弁法を公布 節水施設にも「三同時」制度

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国/2006.10.25 発表

 先日、浙江省杭州市が公布した「杭州都市節水管理弁法」によると、新規、拡張、改築の建設事業(技術改造事業も含む)では節水施設を付随的に建設すること、主体工事と同時に設計、施行、操業を行うことを規定した。
 同弁法によると、団体水利用者に対して定額管理(基本料金)と計画水量を結びつけた制度を実施する。1ヶ月の水使用量5000立方メートル以上の団体利用者は最低3年に1度水量バランス試験を行う必要がある。1ヶ月の水使用量5000立方メートル以下の団体利用者は最低5年に1度水量バランス試験または節水評価を行う必要がある。計画水量を越えた水量に対して累進型価格制度を実施し、超過分が計画水量の20%以内の場合は超過分の水量について2倍の水価格を払い、超過分が計画水量の30%以内の場合は20%の超過分の水量について3倍の水価格を払い、超過分が計画水量の30%以上の場合は30%の超過分の水量について4倍の水価格を払う。
 また完成済みの建設事業も節水施設を建設、改造していかなければならない。建築面積2万平方メートル以上の大都市公共建築物と建築面積10万平方メートル以上の大中型住宅区では中水利用システムを付随的に建設しなければならない。中水利用システムは主体工事と同時に設計、施工、操業しなければならない。工業用水利用団体は工業用水循環利用率を向上させなければならない。【中国環境報】

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