一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

韓国の加盟が実現 みなみまぐろ保存委員会第8回年次会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.10.29 【情報源】水産庁/2001.10.18 発表

 2001年10月15日から18日にかけて、岩手県宮古市の浄土ヶ浜パークホテルで、みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の第8回年次会合が開催された。
 CCSBTは日本、オーストラリア、ニュージーランドの3か国が1994年に締結したみなみまぐろ保存条約に基づき設置された委員会で、みなみまぐろの総漁獲量(TAC)、国別漁獲割当量の設定を実施してきた。
 今回の会議では、(1)暫定総漁獲可能量・国別割当の設定、(2)韓国のCCSBTへの加盟、(3)台湾、インドネシアなどの非加盟国/地域対策、(4)科学調査、(5)蓄養問題などが議題となった。
 このうち、暫定総漁獲可能量については、加盟国4か国とも、2002年・2003年の2年間について、2000年の非加盟国を含む漁獲実績である15,579トンの設定を提案したものの、国別割当量についての各国の意見が対立したことが要因となって、オーストラリア・ニュージーランドが最終的に暫定総漁獲可能量の合意に反対したため、5年連続の交渉決裂となった。
 ただし今回は、韓国のCCSBT加盟が実現したほか、台湾も協力表明を行うなど、CCBSTの枠組みでの資源管理の実効性確保の上では大きな収穫があった。【水産庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク