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環境ニュース[国内]

1,863団体を対象に実施 森林づくり活動についてのアンケート集計結果を公表

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2007.05.15 【情報源】林野庁/2007.05.11 発表

林野庁は平成19年5月11日、森林ボランティア団体を対象に実施した森林づくり活動に関するアンケート集計結果を公表した。
 このアンケートは、森林ボランティア団体の概要や活動状況を把握し施策の参考とするため、同庁が9年度から3年に1度実施しているもの。調査項目は(1)団体の概要、(2)森林づくり活動の内容、(3)森林づくり活動の場所、(4)森林づくり活動における課題、(5)安全確保と指導者、(6)市民活動に対する制度・支援措置への意見−−など。
 今回は都道府県から報告があった森林ボランティア団体計1,863団体を対象に、19年1月4日から3月31日にかけて調査票を送付する形式で実施し、うち1,125団体から回答を得た(回収率60%)。
 公表内容によると、森林づくり活動の目的を聞いた質問(複数回答可)では、「里山林など身近な森林の整備・保全」を挙げた団体が約67%と最も多く、「環境教育(約46%)」、「森林に関する普及啓発(約34%)」、「地域づくり、山村と都市との交流(約30%)」、「手入れの遅れている人工林の整備・保全(約30%)」などがこれに続いていた。
 活動の場となっている森林の所有者は、市町村が39%、個人が35%、国(森林管理署)が16%、都道府県が16%、学校林13%と多岐にわたり、活動にあたって森林所有者と協定を締結していると回答した団体は、約33%と前回(15年度)調査の約24%より増えていた。
 また活動で苦労している点としては、「資金確保」という回答が約61%と最も多く、「参加者確保(約55%)」、「安全確保(約28%)」、「指導者養成・確保(約20%)」がこれに続いた。「森林ボランティア活動を進める上で行政へ期待すること」については、「活動費の資金的援助(約68%)」や「森林ボランティア活動への参加、共催、後援(約40%)」などの回答が多かった。【林野庁】

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