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環境ニュース[国内]

第88回OECD水産委員会の結果 エコシステムに基づく資源管理など検討へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.10.22 【情報源】水産庁/2001.10.19 発表

 2001年10月15日から17日にかけて、パリのOECD本部で第88回OECD水産委員会が開催された。
 今回の水産委員会では、2003年〜2004年に行うべき作業計画について、日本が提案した「貿易制裁措置を含むIUU(違法・無規制・無報告操業)撲滅のための枠組みの検討」や「エコシステムに基づく資源管理の検討」に取組む必要性が確認され、次期委員会で具体的内容が協議されることとなった。
 また、アイスランドが提案した「貿易歪曲につながる補助金の検討」については、ニュージーランドなど多数の国の支持があったが、WTOの枠組みで検討すべきとの日本やECの意向もあり、今回の委員会では一致した見解を持つには至らなかった。 
 更に、現在進行している「漁業管理制度とそのコスト」、「市場自由化と資源管理」、「持続的漁業のための指標」の3つの作業計画についての議論がなされ、今回の委員会の議論をもとに、次期委員会でそれぞれのとりまとめのペーパーが議論されることとなった。
 なお、次期委員会は、2002年3月18日から20日にかけて開催される予定。【水産庁】

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