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環境ニュース[国内]

中西部太平洋まぐろ条約改善を要請へ 東京で開催された非公式会合参加国が合意

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.10.15 【情報源】水産庁/2001.10.12 発表

 2001年10月11・12日の両日、「中西部太平洋まぐろ条約(MHLC条約)」の非公式会議が東京で開催された。
 MHLC条約については、2000年9月に開催された第7回多国間ハイレベル会合で、条約に解決すべき課題があるとして、日本は韓国とともに条約の採択に反対の立場をとり、2001年4月に開催された条約の準備会合に欠席した。
 今回の非公式会合に出席したのは日本、韓国、中国、EU、ロシア、タイ、OLDPESCA(ラテンアメリカ漁業開発機構)などの遠洋漁業国。
 意見交換の結果、(1)MHLC条約の作成交渉プロセスには、タイ、ロシア、中南米諸国、EUを排除するなど法的・手続き上の問題があること、(2)MHLC条約には実施協定などによる条約改善が必要な問題があること、(3)この条約にかかわらず、中西部太平洋における責任ある漁業を推進する必要があること−−の3点について合意した。
 また、今回の非公式会議の結果に基づき、議長である小松・水産庁資源管理部参事官よりMHLC準備会合事務局に対し、準備会合には関係国・地域すべてを正式参加させることと、条約の改善を議題に盛り込むことを要請する書簡を出すこととなった。【水産庁】

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