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環境ニュース[国内]

米テロ事件の影響で議題に入れず 第23回北西大西洋漁業機関年次会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.09.27 【情報源】水産庁/2001.09.27 発表

 2001年9月17日、キューバのバラデロで第23回北西大西洋漁業機関(NAFO)年次会合が、NAFO加盟9か国、国連食糧農業機関(FAO)、国際海洋探査委員会(ICES)などの参加により開催された。
 NAFOは北西大西洋の底魚等を管理する地域国際漁業機関。
 今回の会合は、9月11日に米国で発生したテロ事件のため、加盟18か国中9か国のみの出席となり、定足数の12か国に達しなかったため、NAFO条約の規定に従い、決定権を持つ会合とならなかった。
 このため、議長の指示により、この異常事態を収拾するためにNAFOがこれから取るべき対策について、出席各国の意見が聴取された。
 その結果、(1)2002年1月28日の週にデンマークにて再度年次会合を開催(デンマーク提案)、(2)2002年9月のスペインでの年次会合まで現行の保存管理措置を単純延長する(日本提案)の2案が提案された。なお、今回示された2つの提案を中心に、全加盟国による郵便投票を至急実施し、投票した国の過半数で対応を決定することとなり、今回の会合は終了した。【水産庁】

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