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環境ニュース[国内]

海洋生物資源の持続的利用を共通認識として確認 日本・ノルウェー漁業協議

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.09.25 【情報源】水産庁/2001.09.21 発表

 2001年9月20日・21日の両日、東京の水産庁外国人応接室で日本・ノルウェー漁業協議が開催された。
 ノルウェーは伝統的な漁業国であり、捕鯨国。海洋生物資源について「科学的根拠を踏まえた持続的利用」という点で日本と基本的立場を同じくしている。
 この協議では、ノルウェーから日本へのミンク鯨製品の輸出に関する枠組みを構築するため、DNA登録制度の確立など、実務的、技術的な検討が行われたほか、「海洋生態系における責任ある漁業に関する国連食糧農業機関(FAO)レイキャビック会合」、「南極海洋生物資源
存管理委員会(CCAMLR)年次会合」、「ワシントン条約(CITES)クライテリア」などについて、日本・ノルウェーともこれまで通り、海洋生物資源の持続的利用の原則が共通認識であることを確認しつつ意見交換を行った。
 また、サバの日本への輸入、WTO次期ラウンド交渉、漁業補助金問題についても意見交換を行ったほか、日本側からノルウェーに対し、サケについて対日輸出への配慮を求めた。 
 なお、次回の日本・ノルウェー漁業協議は、2002年にノルウェーで開催される予定。【水産庁】

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