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環境ニュース[海外]

欧州委員会 自ら環境管理・監査スキームを実施

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2001.09.21 【情報源】EU/2001.09.11 発表

 欧州委員会は、9月11日、自ら環境管理・監査スキーム(Eco-Management & Audit Scheme:EMAS)を実施することを決定。グリーン化を一層進めることとなった。EMASは、欧州における組織の環境パフォーマンスを改善するスキームとしてデザインされており、ISO140001規格の全ての関連事項も含まれている。
 新しいEMAS規則(EC NO 761/2001)によって、このスキームが公共機関を含むように拡大され、これにより欧州委員会もこのスキームに参加できるようになった。
 パイロット・フェーズとして、まず3つの部局(The Secretariat-General, DG Environment and DG Administration)でEMASを実施する。環境面からそれぞれの事業を評価し、2年間の環境目標を設定する。最終的には、欧州委員会全体でEMAS規則を達成することを目指す。
 なお、欧州では、スウェーデンが1997年1月から25の政府機関で環境マネジメントシステムのパイロットプログラムを行っており、2001年7月にはベルギーの公共機関がEMASに登録された。今日までに138の公共団体が環境管理システムを策定している。【欧州委員会】

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