一般財団法人環境イノベーション情報機構
ハンガリーで高病原性鳥インフルエンザ発生 同国からの家きん輸入一時停止
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.06.13 【情報源】農林水産省/2006.06.13 発表
ハンガリーで血清亜型H5(注1)型の鳥インフルエンザが発生したことがEUの記者発表により判明したことを受け、農林水産省は2006年6月13日、同国からの家きん(鶏、七面鳥、あひる、うずら、がちょう)・家きん肉などの輸入を一時停止するとともに、この発生についてハンガリー政府に情報提供を求めることを関係機関に通知した。なお、ハンガリーから日本への家きんの輸入は05年には実績がないが、家きん肉は193トン、家きんの臓器などは331トン、05年に輸入されている。
(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】