一般財団法人環境イノベーション情報機構
農林水産省本省がISO14001の認証を取得
【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2006.04.05 【情報源】農林水産省/2006.04.05 発表
2006年3月31日付けで、農林水産省本省が環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の外部認証を取得したため、審査登録機関である(財)日本品質保証機構が06年4月5日、三浦副大臣にISO14001の認証取得登録証を手渡した。環境マネジメントシステムは、事業所の環境管理活動を改善、向上させるための仕組み。その国際的な規格である「ISO14001」によるシステムは、(1)PLAN(環境方針、目標、マネジメントプログラムの作成)、(2)DO(プログラム実施)、(3)CHECK(実施内容への内部・外部監査)、(4)ACTION(監査結果を踏まえた方針・システムの見直し)−−の4つのプロセスの取組みを繰り返すことにより、継続的な環境管理のレベル改善を目指しているところに特徴がある。
農林水産省の場合は、同省本省がある中央合同庁舎1号館で実施される事務事業のうち、環境に対して著しい影響を与えるものを全て管理対象としてシステムを構築。
グリーン調達の推進、省資源・省エネルギー、廃棄物の削減、受注業者に対する環境保全活動の働き掛け、環境に関連する法令・計画遵守、環境管理システムの定期的見直し−−などの事項のほか、環境保全重視型農林水産業への移行をめざした政策の企画・立案など、環境に間接的に影響を及ぼす事務での取組みも管理対象に据えている。 【農林水産省】