一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

17年度版「国際漁業資源の現況」を公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.03.31 【情報源】水産庁/2006.03.31 発表

 水産庁はマグロ・カツオ類、サメ類、鯨類、サケ・マス類、外洋性イカ類などの主要国際漁業資源の資源状態、資源管理方策を魚種別にまとめた平成17年度版の「国際漁業資源の現況」を18年3月31日までにまとめ、同庁の漁場資源課国際資源班ホームページにも掲載した。
 「国際漁業資源の現況」に掲載された魚種は日本が加盟・参加している地域漁業管理機関で資源評価や管理の対象とされているもの。水産庁はこれらの魚種の最新の科学的知見に基づいた資源調査結果を公表し、国際的な資源管理に貢献することをめざしている。
 17年度版「国際漁業資源の現況」は16年版を最新の情報に改訂したものだが、これ以外に新機軸として魚種別解説の中に「この1年間の動き」についての記述を新たに追加し、最近のトピックスをわかりやすくまとめたほか、いるか漁業や漁業資源の評価方法についてなどの説明を新項目として追加。また、掲載魚種に、近年資源が増加傾向である「ニュージーランドスルメイカ類」を加えた。
 報告内容としては、商業捕鯨の保留が続いている大型鯨類で、ミンククジラ、北西太平洋のニタリクジラが増加傾向にあることが報告されたほか、これまで低水準だったニュージーランドスルメイカ類が増加傾向にあることなどが報告されている。【水産庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク