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環境ニュース[海外]

カナダ環境大臣 UNEP森林レポートを評価

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2001.09.04 【情報源】カナダ/2001.08.24 発表

 国連環境計画(UNEP)理事会議長を務める、カナダ連邦政府のアンダーソン環境大臣は24日、UNEPが今週発表した「世界に残された森林の状況に関する評価レポート」(An Assessment of the Status of the World’s Remaining Closed Forests)について歓迎の意を表し、声明を発表した。
 レポートでは、世界における森林(閉鎖林)のうち、約80%が僅か15カ国に集中しており、その保護のためのアクションプランを策定していくことが必要であるとしている。
 カナダもその15カ国に含まれており(世界の森林の10%に相当)、同大臣は声明の中で、木材関連製品の世界最大の輸出国(国際貿易額の20%に相当)として、カナダの果たすべき役割の重要性についても言明した。ちなみにカナダにおける森林・木材関連産業は、GDPのうち200億カナダドル(約1兆6千億円)を稼ぎ出し、約37万の雇用を創出するなど経済効果も高く、政府では経済発展とのバランスを取りながら森林保護を進めていく考え。【カナダ連邦環境省】

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