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環境ニュース[海外]

3R社会の実現などの取組み示す 第164回国会の小泉首相施政方針演説

環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.01.23 【情報源】日本/2006.01.20 発表

 平成18年1月20日、小泉首相は第164回国会での施政方針演説を行った。
 この演説の冒頭、小泉首相は、4年9か月にわたる在任期間中、国民の理解と支持の下に着実に構造改革を進めることができたとしつつ、「ここで改革の手を緩めてはならない。郵政民営化実現を弾みに改革を続行する」と述べ、引き続き改革を継続していく意欲を示した。
 続いて、小泉首相は、民営化や自治体への権限・財源移譲など「簡素で効率的な政府の実現」、「経済活性化」、医療制度改革、耐震化促進など「暮らしの安心と国民の安全の確保」、心豊かでたくましい人材育成、科学技術振興、環境問題への対応などの「将来の発展基盤の整備」、「外交・安全保障」−−などの問題をとりあげ、このうち環境問題については、「ゴミを減らし、使える物は繰り返し使い、ゴミになったら資源として再利用する(3R)社会」の実現、環境保護と経済発展の両立、京都議定書目標達成計画の推進、アメリカ、中国、インドも参加する温暖化対策の国際共通ルールの構築−−などの取組み内容を示した。
 最後に小泉首相は、吉田松陰が説いた孔子の言葉「志士は溝壑に在るを忘れず(志ある人はその実現のために、溝や谷に落ちて屍をさらしても構わないと覚悟しているという意味)」を引き、「残された任期、身を投げ出し、内閣総理大臣の職責を果たすべく全力を尽くす決意」であると述べ、演説を締めくくった。【首相官邸】

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