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環境ニュース[国内]

農場監視プログラム適用の1養鶏場で鳥インフルエンザウイルス分離

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.01.17 【情報源】農林水産省/2006.01.16 発表

 平成17年11月鳥インフルエンザウイルス抗体陽性が確認され、農場監視プログラムが適用されていた茨城県小川町の採卵鶏飼養農場(有)森屋農場(飼養鶏数:約77万羽、鶏舎数:ウインドレス(密閉型)14鶏舎)で、18年1月16日に、監視強化のため、導入されたおとり鶏(注1)からのH5亜型A型インフルエンザウイルス(注2)分離が確認された。
 農場監視プログラムは、農林水産省の家きん疾病小委員会が、弱毒タイプの鳥インフルエンザウイルス抗体陽性が確認された密閉型鶏舎に適用するとしていた監視プログラム。同委員会17年12月20日の決定で、プログラム適用農場のおとり鶏にウイルス感染が確認された場合、全鶏舎の鶏を殺処分するとの方針が決定されていたため、森屋農場についても、すべての鶏舎の鶏が殺処分される見込み。

(注1)農場監視プログラム適用後に検査用に鶏舎に導入された抗体を持っていない鶏。
(注2)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】

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