土地改良事業の環境配慮技術指針案への意見募集開始

【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2006.01.11 【情報源】農林水産省／2006.01.11 発表

　農林水産省は平成１８年１月１１日、「環境との調和に配慮した事業実施のための調査計画・設計の技術指針案」を公表し、この案について１８年２月１０日まで意見募集を行うことにした。
　１３年６月に公布された土地改良法の改正で、土地改良事業の実施の原則に「環境との調和への配慮」が位置付けられ、すでに１３年度から１５年度にかけて、土地改良事業の環境配慮の内容の基本的な考え方や枠組みを示す「環境との調和に配慮した事業実施のための調査計画・設計の手引き」がまとめられているが、今回の指針案はこの「手引き」を踏まえ、土地改良事業の中で、生物の生息・生育環境・移動経路の保全・形成に向けた環境配慮をどのように行っていくか、具体的な手法・工法を、調査、計画、設計、施工、維持管理、モニタリング−−の各段階ごとに示したもの。　
　意見は郵送、ＦＡＸ、インターネット上の意見提出フォームで受付けている。宛先は農林水産省農村振興局企画部事業計画課環境計画班（住所：〒１００−８９５０東京都千代田区霞が関１−２−１、ＦＡＸ番号：０３−３５０１−８３５１）。【農林水産省】