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環境ニュース[国内]

大型クラゲ、宮城県亘理町沖に到達

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.10.14 【情報源】水産庁/2005.10.13 発表

 水産庁は平成17年10月5日から12日までの日本沿岸の大型クラゲの出現状況をまとめ、公表した。
 日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心にエチゼンクラゲなどの大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認されている。
 今回の公表内容によると、大型クラゲは九州から北海道・石狩市沖にかけての日本海側全域で確認されたほか、津軽海峡を通過した北海道・襟裳岬付近や宮城県亘理町沖にも出現。また瀬戸内海や太平洋の四国沖、紀伊半島、東海地方、関東地方の広い範囲でも確認されたという。
 なお山口県から石川県にかけての日本海側、青森県太平洋側の定置網では、1回の網揚げで1,000個体以上、日本海や太平洋側の北海道、青森県、岩手県の定置網では数100個体の大量のクラゲが入網しているため、これらの地域では漁撈作業遅延、漁獲物の鮮度低下といった操業上の支障が発生している。【水産庁】

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