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環境ニュース[国内]

大型クラゲ、岩手県釜石沖に到達 

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.10.03 【情報源】水産庁/2005.09.29 発表

 水産庁は平成17年9月21日から29日までの日本沿岸の大型クラゲの出現状況をまとめ、公表した。
 日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心にエチゼンクラゲなどの大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認されている。
 今回の公表内容によると、大型クラゲは九州から北海道・積丹半島にかけての日本海側全域で確認されたほか、津軽海峡を通過した北海道・襟裳岬付近や岩手県釜石沖にも出現。また瀬戸内海を含む太平洋中西部の広い範囲で確認されたという。
 日本海側の但馬から越前にかけては1,000個体以上、日本海北部や青森県、岩手県など太平洋北部でも、数100個体が定置網に入網している上に、日本海・太平洋北部では1メートル前後の大型クラゲも多く確認されているため、漁撈作業の遅延、漁獲物の鮮度低下といった操業上の支障が発生している。【水産庁】

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