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環境ニュース[国内]

鳥インフルエンザウイルス、計23戸の養鶏場で抗体陽性を確認 全国一斉監視調査で

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.09.20 【情報源】農林水産省/2005.09.16 発表

 農林水産省は平成17年9月16日、各都道府県が養鶏場で実施している高病原性鳥インフルエンザウイルスの全国一斉監視調査により、9月12日までに、茨城県の22戸の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスの抗体陽性がみつかったという集計値を発表した。
 この調査は、17年6月以降、高病原性鳥インフルエンザウイルスの発生が確認された茨城県および、その周辺にある5県(福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県)を重点化して実施しているもの。
 上記6県では飼養羽数1,000羽以上の採卵養鶏農場の6割以上を対象にするが、その他の都道府県では採卵鶏飼養農場の3割以上を無作為抽出の上、調査している。
 調査内容は、全検体についてまず血清抗体検査を行い、これが陽性だった場合や死亡羽数増加など問題がみられる場合に、ウイルス検査を実施するとしている。調査数は1農場あたり10羽以上。
 なお今回の発表分までに、この全国一斉監視調査で陽性が確認された養鶏場数の総計は今回の発表文を含め、23戸(注1)。これ以外の2,316戸の結果はすべて陰性だった。

(注1)全国一斉監視調査開始前に感染が確認された8養鶏場は統計から除いている。【農林水産省】

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