中環審、作物残留・水質汚濁についての農薬登録保留基準値改正を答申へ　

　中央環境審議会土壌農薬部会は、作物残留や水質汚濁に関する農薬登録保留基準値についての報告をとりまとめた。
　報告では、１２農薬について、作物残留や水質汚濁に関する基準値を設定または改正、１農薬について基準値を削除することを求めており、土壌農薬部会では、近日中にこの報告に基づいた答申を行う。
　なお環境省では、答申を受けた後、８月中をめどに登録保留基準値の設定・改正を実施する予定。
　農薬登録保留基準は、新しい農薬を販売する際必要な「農林水産大臣登録」を行う際の審査基準の１つ。作物残留、土壌残留、水産動植物被害、水質汚濁の防止に関する基準については、環境大臣が設定することとなっている。【環境省】