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環境ニュース[国内]

大分県が同県豊後水道域のクルマエビについて「資源回復計画」作成

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.08.12 【情報源】水産庁/2005.08.04 発表

 大分県は同県豊後水道域のクルマエビについて「資源回復計画」を2005年8月4日までに作成した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 クルマエビは豊後水道域を代表する重要な魚種の1つだが、大分県豊後水道域のクルマエビ漁獲量は、昭和61年の201トンをピークに減少傾向にあり、平成15年には29トンまで低下している。
 今回の「資源回復計画」は、平成21年以降の漁獲量を11〜15年の平均漁獲量37トン程度にすることを目標に、(1)全長13センチ以下のクルマエビの水揚げ制限、(2)クルマエビの種苗放流周辺海域での、放流後2か月間のクルマエビ漁業禁止、(3)放流種苗の大型化や干潟域での馴致後放流、(4)底堆積物の除去や耕耘等による漁場環境の維持・保全−−などの措置を盛り込んでいる。【水産庁】

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