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環境ニュース[海外]

CDM理事会 オランダのCDM事業を初登録

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.12.06 【情報源】オランダ/2004.11.18 発表

 クリーン開発メカニズム理事会(CDM理事会)は、11月18日、オランダがブラジルで実施する、埋立処分場ガスのエネルギー化事業をCDM事業として登録した。オランダの事業が登録されたのは、今回が初めてとなる。
 この事業は、埋立処分場から排出されるガスを電気に変える。ブラジルの首都、リオデジャネイロにある2つの埋立処分場で、ガス回収システム、発電施設及び廃棄物処理・処分システムの改善に投資を行う。オランダのCDMプログラムの下、ブラジルのS.A.Paulista社がプロジェクトを開発し、国際復興開発銀行(IBRD)が仲介した。
 埋立処分場から発生するメタンガスを回収し、エネルギーとして利用することで、温室効果ガスの発生を抑制することができる。CDMを通して、排出抑制分が承認されると、オランダはこれを購入し、京都議定書目標を達成するために活用することができる。11月18日には、ブラジルのIBRD事務所で、オランダのファン・ヘール国務大臣らの立ち会いの下、購入協定が調印された。2005年には、最初の排出削減が予定されている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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