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環境ニュース[海外]

EU議長国オランダ ファン・ヘール国務大臣 気候変動協議のため訪米

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.12.06 【情報源】オランダ/2004.11.17 発表

 EU議長国オランダのファン・ヘール国務大臣は、11月15日・16日にアメリカを訪れ、国務省のドブリアンスキー地球問題担当次官やEPAのリーヴィット長官らと会談を行った。一連の会談は、12月の第10回気候変動枠組み条約締約国会議(COP10)に向けた準備である。
 この結果、アメリカが、気候政策について、特に2012年以降(ポスト京都議定書)の将来の気候政策については重要な役割を果たしつつ、他国と協力していきたいとしていることが明らかになった。ファン・ヘール国務大臣は、「これまでは、京都議定書に焦点が当たっていた。しかし、今や、地球規模の具体的な合意につながるような、非公式会合への道が開かれた・・・アメリカは、実際、気候変動枠組み条約には同意しているが、京都議定書など、全ての手段に満足しているわけではない。このため、原理原則に固執するのではなく、どうやったらアメリカを我々の側に取り込むことができるのか、考える必要があると思う」とコメントしている。
 ファン・ヘール国務大臣は、11月18日にはブラジル、19日にはアルゼンチン(COP10のホスト国)を訪問する。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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