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環境ニュース[海外]

EU議長国オランダ 気候変動対策協議のため アメリカ、途上国を歴訪へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.10.27 【情報源】オランダ/2004.10.07 発表

 EU議長国を務めるオランダのファン・ヘール国務大臣は、ブエノスアイレスでの気候変動枠組み条約締約国会議(2004年12月)及び欧州閣僚理事会(2005年3月)を前に、10月から11月にかけて、カタール(G77議長国)、南アフリカ、インド、中国、アメリカ及びブラジルを歴訪する。
 訪問の目的は、気候変動問題に対する協力関係を強化するためで、同大臣は、長期的な気候変動政策について、支持を集めたいとしている。
 EU内では、2012年後を見据えた長期的な気候変動政策に関する議論が、既に始まっている。この問題は、来春の欧州閣僚理事会で重要な議題の一つとなる。EUは、国連の枠組みの中で、できる限り早く、この問題に取り組みたいとしている。
 気候変動問題は、EUだけで解決できるものではなく、アメリカなど他国との協力が不可欠である。長期的には、途上国、特に大国は、気候変動への取組みを強化しなければならないだろう。このため、同大臣は、特に、これらの国々との協力関係を強化することを望んでいる。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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