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環境ニュース[海外]

1999年度排出ガス測定公表〜CO2は増加〜

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】イギリス/2001.03.28 発表

 イギリス環境・運輸・地域省は、3月28日、国内における1999年度温室効果ガス・大
気汚染物質排出量を公表、また、通商産業省は2000年度CO2排出量暫定値を測定した。主な内容は下記の通り。
温室効果ガスは6種類の排出量は、1990年(基準年)から1999年までに14.5%減少した。
 1998年から1999年の減少率は6.5%で、これはCO2、NOx、HFC・窒素・新代替フロンの排出量減少によるものである。
 温室効果ガスの中心であるCO2排出量は、1990年から1999年の間に9%減少。
・2000年度の暫定CO2排出量は1億1200万トン(炭素換算量)で、1990年度より7.5%の減少。
 気候変動計画(Climate Change Programme)の排出量減少トレンドにほぼ沿った形となっている。
 しかし1999年から2000年にかけての排出量は2%増加。
 これは原子力発電所、複合ガスタービン発電所の整備と補修、及び年末にガス価格が上昇したことに伴い、発電所における石炭の使用が増加した結果である。
オゾン層破壊につながる揮発性有機化合物(volatile organic compound)の排出量は、1988年から1999までに34%減少。
・塩化水素を除く大気汚染物質重金属及び残留性有機汚染物質( Persistent Organic Pollutants)の排出量に関しても、1998年から1999年にかけ減少が見られた。【イギリス環境・運輸・地域省】

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